MENU

素晴らしいオマケ

中年を過ぎてしまうと、歯周病が発症する人が多くなりますが、ある患者は軽症〜中等度の歯周炎があって、勤務の影響で気軽に安心して歯周炎の治療に集中することが難しい状況でした。

 

なので、時折歯周炎が突如重くなって歯の周りがパンパンになって化膿が生じ、幾度となく歯科医院で診てもらって「薬をしてください」といった申請を受けたそうです。この間隔は1ヶ月に1回の時もあったり、3回の時もあったとのことです。

 

常に歯茎が膨張して圧迫すると痛むというような状態で、やむを得ず抗菌薬を出していたそうですが、この患者がホワイトニングを希望されて、治療を始めてから口内全体の具合が急激に変わってきたのです。

 

白く変化した歯を管理下に置くには、日頃から念入りな歯磨きがとにかく必須とされること、当日中に歯に付着した着色物質は即日で取り除いてから寝てくださいと伝え、歯磨きに関する指導を細かくいたしました。

 

ホワイトニングは3週間にかけて、全4回のオフィスホワイトニングを行ったのではありますけれど、受診の度に、歯茎の状態がグングン変化していったのです。最後のホワイトニングを行った日においては、口内の歯茎全部がギュッと締まって、全てがピンクの綺麗な歯茎となっていたのであります。

 

患者からも、近頃は朝目が覚めた際に口内がスッキリしているといったコメントをいただいたそうです。

 

その後は半年以上が過ぎた後、患者の妻が診療に来られたため、旦那さんの様子はいかがでしょうと伺ったところ、「主人は先生から処置していただいた後、人が変わったみたいに日常的に飽きもしないで、一生懸命念入りに歯磨きを行っています」とこの状況を話してくれたそうです。

 

その言葉を耳にした際、ある歯周病学の教授の台詞を思い出したらしいです。

 

「歯槽膿漏というのは、歯さえ徹底的に磨いていれば簡単に回復する」

 

その発言を耳にした時は、なんてデタラメな話をなされるのではないかと内心憤りを覚えたとのことです。

 

ですが、このような患者に出くわして、件の教授の語ったことは誤ってはいなかったなと、あの時の自身の浅学さを恥ずかしく思ったらしいのです。

このページの先頭へ